国内線飛行機/航空会社について

インド国内線飛行機の概要

インドの航空会社は、1953年に民間の航空会社8社を国有化。 以降は、国際線のエア・インディア、国内線のインディアン・エアラインの2社が 独占的に路線を展開していました。

1990年代には次々と民間の航空会社が設立されて価格やサービスの競争が起こり、 利用しやすくなりました。

何といっても、広大なインド各地を1時間~3時間、 110ドル~210ドルほど値段で移動できる利便性があります。

インド国内の移動といえば鉄道が主でしたが、短期間で多くの場所を旅行したい方には、 国内線飛行機による移動には大きな魅力があります。

予約・発券・チェックインについて

ほとんどの国内線航空会社では、オンラインで予約できます。 もし、スケジュールがきっちりと決まっており、かつハイシーズならば、 インドへ旅立つ前に予約を入れておくのも1つの手です。

なお、国内線は特にリコンファームは必要ないとされています。 しかし、フライトがキャンセルされたり発着時間が変更されることもあるので、 確認の意味も含めてリコンファームしておくことをお勧めします。

チェックインのカウンターは、普通、2時間前から開きます。 フライト時間の2時間前、少なくても1時間30分前には空港に到着しておきたいものです。

インド国内線を運航している航空会社リスト

エア・インディア|Air India|コード:AI
国際線が中心ですが、デリー~ムンバイをはじめ、国際線から乗り継げる国内線の路線を持っていることが特徴です。そのため、国内線も、国際線のターミナルから発着する便も多くあります。
エア・インディア・エクスプレス|Air-India Express|コード:IX
2005年にエア・インディアによって近距離国際線を運航するために設立された航空会社。 国内線はカリカット、コーチ、ティルヴァナンタプラム、ムンバイ、デリー、アムリトサル、チェンナイ、Mangalore、ティルッチラーッパッリに就航。 国際線は、 ドバイ、シャールジャ、アブダビ、アル・アイン、マスカット、サラーラ、シンガポール、バーレーン、ドーハ、コロンボ、バンコクに就航しています。
キングフィッシャー航空(エアラインズ)|Kingfisher Airlines|コード:IT
キングフィッシャー・ビールで有名な大手財閥グループ、ユナイテッド・ブリュワリーズ社が 2005年に運航をスタートさせた航空会社です。 低価格な航空券を大々的にプロモーション展開するなどして急成長を遂げ、 インドで第2位の規模の航空会社となっています。 国内線はベンガルール、ムンバイ、デリー、コルカタを拠点に、インド国内70都市以上に就航しています。 国際線は、ロンドンのヒースロー空港に就航していましたが、2012年4月9日から運休しています。
ジェットエアウェイズ|Jet Airways|コード:9W
1993年に運航を開始した民間航空会社です。国内40都市以上を結ぶ路線を持ち、 サービスの質が高いと人気を呼んでいます。 また、ネパールやシンガポール間の国際線も展開しています。インドへ旅発つ前に、オンライン予約から発券まで可能です。
ジェットライト|JetLite|コード:S2
1991年、サハラ航空(Sahara Airlines)として就航した後、2000年にエア・サハラ (Air Sahara) へ 社名変更。2007年にはジェットエアウェイズが買収してジェットライトへと社名を変更しています。 2012年3月25日からは、ジェット・エアウェイズ・コネクト(Jet Airways Konnect)と統合して 「ジェットコネクト(JetKonnect)」として運航しています。 デリー、コルカタ、ムンバイ、チェンナイを中心にインド国内線のみ就航。
スパイス・ジェット|Spice Jet|コード:SG
オンライン予約やEチケットによる低価格の航空券を展開している新興の航空会社です。約10都市を結んでいます。
ブルー・ダート・アビエーション|Blue Dart Aviation|コード:BZ
チェンナイ国際空港をハブとする航空会社。
ゴーエア|GoAir|コード:G8
インドの格安航空会社(LCC)。
 
インディゴ |IndiGo|コード:6E
インドの格安航空会社(LCC)。
インディアン航空(インディアン・エアラインズ)|Indian Airlines|コード:IC
インド全域を網羅する路線を運航していましたが、2011年2月にエア・インディアに吸収合併されました。
エア・デカン|Air Deccan|コード:DN
2003年8月に設立された格安航空会社。ベンガルール国際空港、チェンナイ国際空港を拠点に、 インド国内の65都市に就航していましたが、 2007年12月に、2008年にキングフィッシャー航空と合併。した。これにより、となった。 低価格サービスの一つに組み込まれた。