インド映画『私はガンディーを殺していない』パキスタン映画『神に誓って』が東京渋谷で上映

アジアフォーカス福岡国際映画祭「福岡観客賞」受賞作品上映会in東京/2011年2月26日（土）・27日（日）

2011年2月26日（土）・27日（日）の両日、東京・渋谷にて「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2006-2009「福岡観客賞」受賞作品上映会イン東京」が開催されます。

これは、「アジアフォーカス・福岡国際映画祭20周年記念事業」として行われるもので、福岡国際映画祭が2006年から2009年にかけて上映したアジアの秀作映画の中から、観客が選んだベスト1を上映するものです。

インド関連の映画としては、2006年の「福岡観客賞」受賞作品であるインド映画『私はガンディーを殺していない』、さらに2008年の「福岡観客賞」受賞作品であるパキスタン映画『神に誓って』が上映されます。

ジャヌ・バルア監督の『私はガンディーを殺していない』（2005年インド製作／ヒンディー語／Maine Gandhi Ko Nahi Mara）は、退職した大学教授がアルツハイマーの様相を呈し始め、娘や家族が苦悩していく物語。インドの歴史問題にからめて老人問題を上手に描いた作品です。

父娘役でアヌパム・ケールとウルミラー・マートーンドカルが主演するほか、プラヴィーン・ダバス（『モンスーン・ウェディング』）、ボーマン・イーラーニー（『３バカに乾杯！』）、ワヒーダー・ラフマーン（『渇き』）と脇役陣も豪華です！

『神に誓って』（2008年パキスタン製作／ウルドゥ語／Khuda Kay Liye）は、ポップスのユニットを組んでいた兄弟のうち、弟はイスラーム教原理主義に取り込まれ、また兄は音楽留学したアメリカで9.11事件後のテロリスト狩りに巻き込まれる、という物語。

衝撃的なエピソードが重ねられ、そこに流れる音楽が美しいだけに観客の心を深くえぐります。

その他、2007年受賞作品の『アオザイ』（ベトナム）、2009年受賞作品の『きのう、平和の夢を見た』（ベトナム）も上映されます。

会場となるのは、東京渋谷にある映画美学校 2F シアター、料金はナント、500円ぽっきり！　アジアの秀作映画に格安でアクセスできるチャンスです！